理論、有機、無機どれから始める???
こんにちは!ナツキです!
前回は、ゴールへの最短を目指すために、
あなたに必要なもの、優先順位を考えてもらいました。
その中で、こんな疑問が生まれた方が
いるのではないでしょうか。
「理論、有機、無機、
どれから始めたらいいの?」
「どれでも同じでしょ?」
と思ったあなた。
そんなことないです。
これを間違えると、
「勉強してるはずなのにわからない」
ということが起き始めます。
逆に正しい順番でやると、
「ああ、そうだった!よし覚えられてるな。」
と感じます。
では、何から始めたらよいのでしょうか?
結論から言いますと、
理論化学からやりましょう。
確かに、点の取りやすさとしては、
はるかに、
のほうがとりやすいです。
得点を伸ばすためには、
理論化学が重要になってきます。
化学の基礎となる、
元素の名前や周期表での位置、
酸化と還元、物質量(mol)の計算などが
できていない学生が非常に多いです。
ここができていないと、
覚える必要のないもの
を覚えてしまったり、
勉強しても成績が伸びない
なんてこともあります。
また、理論化学は配点が高いです。
薬学部に限らず、
入試でよくみられるのは、
理論化学50点
無機化学25点
有機化学25点
というパターンです。
この中でも無機化学は、
理論化学と絡められたりもします。
つまり、
理論と有機で7~8割
とれてしまうこともあるのです。
次に有機と無機ですが、
有機化学からやりましょう。
理由としては、2つあります。
1つは、
薬学部では、医薬品の構造など、
入学後も有機を主に勉強していくため、
有機の配点が先ほど述べたよりも
高くなることがあるからです。
ここを得意にしておくと、入学後も勉強が楽になったりします。
もう1つは、
無機化学は暗記量が多いからです。
記憶の有無が大きい無機化学は、
入試の近くにやったほうが、
単純に良いと思います。
まとめると、
理論→有機→無機
の順にやっていくことをお勧めします。
「化学が苦手で何から手を付けていいかわからない」
そんなあなたは、まず理論化学からです!
まず周期表の1~20番を書けるようにしましょう。
その次に1・2族、13~18族を
それぞれ縦に覚えましょう。
これが化学の基礎の基礎になります。
覚え方、使い方については、
次回説明しようと思います。
それではこの辺で…