知らないと危険!化学勉強の落とし穴
こんにちは、渋谷ナツキです!
今回は、化学の学習について
考えていきましょう!
あなたが化学を勉強している中で、
こんな悩みに出会ったことはありませんか?
「問題が変わると解けない」
「この解き方も覚えるの?」
「こういう場合はどうやって解くの?」
これこそ問題集の弊害です。
では、それの何がいけないのでしょうか?
理由は、受験化学で求められている力は、
「具体化」
だからです。
つまり、
「法則を問題に当てはめる力」
のことです。
私も、化学の点数を上げようと、
高校3年生で、
問題集の問題を1問ずつ解法を理解していく勉強
を始めました。
しかし今思えば、
これこそ受験失敗への入り口だったのです。
あなたが今、
「知っている問題しか解けなくなっている」
とすれば、
間違いなく「法則」
が意識できていません。
確かに、解法暗記でも
問題集1冊を
完璧に覚えられれば、
偏差値60くらいまでは解けるようになります。
これは、化学にかぎらず、
数学の青〇〇とか赤〇〇とかの問題集など
にも同じことが言えます。
しかし、受験は他の受験生との戦いです。
偏差値60以上では、必ず「知らない問題」
を目にすることになります。
差がつくのはその問題です!
時間効率ではどうでしょう。
「法則」を意識できている受験生が
1つのことを覚える間に、
あなたは4つのことを覚えることになります。
簡単な例で言えば、
1(mol)=M(モル質量)(g)=22.4(L)=6.0×1023(個)
という「法則」を
「具体化」することを意識していないと、
「H2O 2(mol)は何(g)か」
「H2O 22.4(L)は何(個)か」
「H2O 6.0×1023(個)は何(g)か」
「H2O 36(g)は何(L)か」・・・etc
これらをすべて
解法暗記することになります。
しかし、問題作成者側が求めているのは、
1(mol)=M(分子量)(g)=22.4(L)=6.0×1023(個)
という「法則」を覚えているか
ということだけなのです!!
もちろん、問題演習は、
知識の定着をはかるという点で
非常に重要です。
しかし、その前に「法則を覚える」
という1STEPを挟んでほしいのです。
そして、問題集を解く際には、
必ず、「法則」を
意識するようにしましょう。
法則は、一番身近なところでは、
教科書や図解、インターネットにも載っています。
「問題の解説をつい見てしまう」
そんなあなたは、
解説を見る前にまず、
法則を探すクセをつけましょう。
最初は正直面倒臭いです。
しかし、続けているうちに、
同じ種類の問題というのが見えてきます。
それだけで、あなたの勉強効率は
以前よりもはるかに上がってくるはずです。
まずはそれだけを
意識してください!
「あれ?よくわかんないぞ?」
そんなことがあれば、
コメントをください!
それではこの辺で...