記憶は写真で補完!~許されるカンニング~
こんにちは、ナツキです!
以前、
記憶を定着させるには、
アウトプットし、反復する
ことが重要だとお話ししました。
しかしまあ、
暗記が多い化学では、
覚えたはいいものの、
「あれ、これどっちの話だっけ?」
なんてことがあるのではないでしょうか。
テストで、
「確かこっちな気がする。」
こんな気持ちで、
他の問題に集中できず、
計算をミス。
しまいには、
「うわー逆だった!!」
そんなの嫌ですよね。
自信をもって、
「これだ!!」
と答えて、
次の問題に進みたいですよね。
そんなあなたに、
今回は、
その記憶を
確実なものにする方法
を紹介します。
記憶を確実なものにする方法、
それはズバリ、
「写真、絵、イメージ」です!!
「それだけ?」
と思うかもしれませんが、
化学においては、
これはメチャメチャ有効です。
身の回りから合法的に
カンニングできるのですから!
たとえば、
リンの同素体
(同じ種類の原子でできているが、
配列や結合のしかたが違い、
性質の異なる単体。)に、
黄リンと赤リンがあります。
黄リンは、
猛毒な淡黄色の個体です。
空気中で酸素と反応して自然発火する
ため、水中で保管します。
赤リンは、
赤褐色の個体です。
こちらは自然発火することはないので、
空気中に放置しても大丈夫です。
さて、今まで通り、
これを覚えたら、
アウトプットして、
反復します。
まあ、ある程度は
覚えられるでしょう。
しかし、数か月後のテスト。
「あれ、どっちが自然発火するんだっけ?」
なんてことになります。
両方聞かれて逆に答えたら、
2問分のミスです。
これは痛いです。
ここで、
「発火って赤っぽいし、赤リンだ!」
なんて答えてしまうと、
2問分マイナスです。
そうならないための、
「写真、絵、イメージ」です。
黄リンは使い道としては、
リン酸、殺鼠剤(ネズミ殺し)、発煙剤
などに使われます。
こちらは、あまり親しみが
ないかもしれませんが、
赤リンのほうは、
もっと身近なものです。
実は、
赤リンは、
「マッチの横の部分」
に使われています。
このイメージさえあれば、
間違えません。
「マッチの箱を置いておいたら、
いきなり燃え始めた。」
なんてことあるでしょうか?
あり得ません。
そんなでしたら、
仏壇のある家は全部
燃えてしまいます。
このように、イメージさえあれば、
「記憶を引き出す絶対的自信」
になります。
そして、このように覚えたものは、
なかなか忘れません。
ぜひこのように、
化学物質を覚えるときには、
「写真をみて覚える」
ようにしましょう。
手っ取り早く見るには、
「化学図録、図説」です。
学校で教科書と一緒に
やけにサイズがでかい本を
1冊貰ったのではないでしょうか。
それです。
なければ、インターネットで
「画像検索」
をしてみましょう。
では、
早速、どちらかの方法で、
先ほどの、
赤リン、黄リンを調べてみてください。
これで受験まで忘れないはずです。
それではこの辺で。